一休寺(酬恩庵)

みなさんは能と京田辺にどのような繋がりがあるのかを知っていますか?

酬恩庵しゅうおんあんは室町時代の一休さんが晩年ばんねんを過ごしたことで「一休寺」とも呼ばれています。 このお寺は能と深い関わりがあるとされています。

一休寺のお墓には能の流派の一つである観世流かんぜりゅうの後継者が眠っています。総門前には 能役者・作家の金春禅竹こんぱるぜんちくが一休のために能を演じた場所だと伝えられています。

9月には「一休寺薪能いっきゅうじたきぎのう」が行われ、地元の人々と共に伝統文化を楽しむことができます。 ⼀休寺の薪能たきぎのうは、お寺の中で⾏われているため⽕を使う代わりにライトを使って演じられています。
「薪能」という名称は同地が「薪村たきぎむら」という名の村だったことに由来ゆらいしているとの説があります。